開発業務

development work

FPGA設計

当社がもっとも得意とする領域です。
FPGA大手であるXILINX,INTEL,LATTICE,MICROSEMIの開発実績多数。
お客さまのご要望を伺い、最適な部品選定を行います。

大手企業からFPGA開発を受けて、20年以上の開発実績があります。
高性能・高機能なFPGA設計を得意としてます。
確かな技術力でお客さまの課題をサポートしてまいります。

FPGA開発担当者が抱える課題

社内のリソースが足りない

事業拡大のためFPGA開発が重要と認識はあるが、日々の業務に追われリソースが確保できない。

社内に知見が無い技術

FPGA開発の方向性が定まってはいるが、必要となる知識・技術を持つスタッフが社内にいない。

納期が厳しい

FPGA開発から納品まで、納期が短い作業が多く、自社内のリソースだけでは納期が間に合わない。

課題がなかなか解決できない

FPGA開発を行っているが、自社内のノウハウでは、課題(性能、速度)解決まで至らない。

豊富な開発実績で
課題解決をサポート

経験豊富なエンジニアがFPGA開発を行うため、仕様検討や提案、部品選定も可能。
回路やソフトの対応も可能なため、ワンストップでサポートします。様々な人的リソースの改善ができます。

お客さまのご要望に合わせて、仕様検討や提案、部品選定、実機評価など、幅広く対応可能。
実績が豊富なため、開発期間も短縮可能です。
FPGAの高い技術力にてサポートします。

大手FPGAを使用した開発を20年以上の開発実績と経験、多分野にわたる業界の開発実績により、様々な角度から課題解決が可能です。

当社のFPGA設計の特長

高性能、高機能の設計対応力

ハイエンドFPGA開発やSOC開発を得意としています。経験豊富なエンジニアがお客さまのご要望にお応えします。

最適な提案が可能

20年以上の豊富な開発実績から、様々なソリューションでのご提案が可能です。自社製品開発の豊富な経験を活かし、お客さまをサポートします。

短納期への対応

社内IP、実機モジュールにより、開発期間を最大限短縮します。納期につきましても、お気軽にご相談ください。

高い問題解決力

当社の回路設計者が、実機評価時基板の問題、または、FPGA設計の問題なのか、など原因分析を迅速に行うため、早期解決に自信があります。

FPGA開発流れ

依頼見積
受注納品
STEP01
仕様検討
-見積用仕様検討
STEP02
見積提案書
-提案書作成
-スケジュール作
-見積書提出
STEP03
仕様検討
-仕様詳細検討
-QA表作成
-設計仕様書作成
-チェックリスト記入
-設計仕様書レビュー
STEP04
RTL設計
-RTLコーディング
-チェックリスト記入
-RTLレビュー
STEP05
論理検証
-検証仕様書作成
-チェックリスト記入
-検証仕様書レビュー
-検証環境作成
-SIM実施 Option項目
STEP06
論理合成・配置配線
-プロジェクト作成
-制約ファイル作成(ucf/xdc/sdc)
-チェックリスト記入
STEP07
実機評価
-評価項目表作成
-チェックリスト記入
-評価項目表レビュー
-デバッグ
STEP08
納品・サポート
-納品
-チェックリスト記入
-オンサイトサポート
-オフサイトサポート

FPGA納品物

  • -設計仕様書
  • -ユーザーマニュアル
  • -プロジェクト一式
  • -評価項目表 (評価データ含む)
  • -検証仕様書
  • -ソースコード
  • -シミュレーション一式

使用言語

VHDL/Verilog HDLともに豊富な経験があり、お客さまのご要望に応じて使用言語を選択します。

開発実績

FPGA

AMD(Xilinx)

  • Zynq-7000 / MPSOC / RFSOC

    Virtex5

  • Artix / Kintex / Virtex UltraScale+

    Virtex4

  • Kintex / Virtex UltraScale

    Spartan3

  • Spartan7 / Artix7 / Kintex7 / Virtex7

    Virtex2、Virtex2pro

  • Spartan6 / Virtex6

INTEL(Altera)

  • CycloneV SOC / Arria10 SOC

  • MAX10 / Cyclone10 / Arria10 / Stratix10

  • MAXV / CycloneV / ArriaV / StratixV

  • CycloneIV

  • MAXII

Lattice

  • CertusPro-NX

  • CrossLink、CrossLink-NX

  • ECP3,ECP5

Microchip(Microsemi)

  • PolarFire

  • IGLOO2

  • ProASIC3

Interface / Memory

Video interface

  • V-by-one HS

    U-SDI / 12G / 6G / 3G SDI

  • HDMI 1.4 / 2.0

    Cameralink

  • DVI / DVI Dual-link

    MIPI 1Gbps / 1.5Gbps

  • Displayport 1.2 / 1.4

Memory interface

  • DDR4 2666Mbps

    eMMC / SD UHS-I / II

  • DDR3 1866Mbps

    FeRAM / MRAM

  • LPDDR

    Nand Flash

  • SRAM / QDR SRAM

General interface

  • USB 2.0 / 3.0 / OTG

  • SATA 2 / 3

  • Ethernet 10M / 100M / 1G / 10G

  • SPI, QSPI, RS232 / 422/485, I2C, CAN

High speed serial interface

  • PCI Express Gen2 / 3

  • Optical interface (SFP, SFP+, QSFP)

  • Serial Rapid I/O

  • JESD204B

  • CPRI

  • Transceivers(3.125Gbps, 10Gbps, 28Gbps)

  • LVDS(1.5Gbps)

開発事例

画像研究要素向けFPGA開発

画像研究要素向けFPGA開発

開発内容 FPGAで受信したカメラデータをPCに転送し、処理したデータをFPGAに返すことでパネルに表示する低遅延のシステム。
デバイス Zynq UltraScale+ MPSoC、CertusPro-NX
主な技術要素 Displayport1.4
気象レーダー向けFPGA開発

気象レーダー向けFPGA開発

開発内容 4種類のFPGA基板を数十枚使用し、数百CHのアナログを収集、処理、パケット化して計算機に高速転送するシステム。
デバイス Artix7、StratixV
主な技術要素 高速シリアル通信、3.125Gbpsx16CH、10Gbpsx4CH、DDR3
12G-SDI-To-Vx1変換ユニット向けFPGA開発

12G-SDI-To-Vx1変換ユニット向けFPGA開発

開発内容 12G-SDI経由で4K2K@120Hzの画像を処理し、VX1経由で出力するまでを2秒以内に行う超高速反応のシステム。
デバイス Kintex7
主な技術要素 12G-SDI(4K2K@60Hz )、V-by-One(16Lane、4K2K@120Hz)、カラースペース変換、HDR変換、ガンマ補正、DDR3
JESD204B信号品質検証向けFPGA開発

JESD204B信号品質検証向けFPGA開発

開発内容 10Gbpsの信号レートでJESD204Bに対応するハイエンドFPGAのコストダウンを提案し、性能評価、レポートを作成したプロジェクト。
デバイス PloarFire
主な技術要素 JESD204B 9.8Gbpsx6Lane、高速DAC
細胞測定システム向けFPGA開発

細胞測定システム向けFPGA開発

開発内容 複数のアナログチャンネルを高サンプリングレートで、チャンネル間同期や様々な信号処理に対応するデータ収集のシステム。
デバイス CycloneV SOC
主な技術要素 USB3.0、Gbit-Ethernet、DDR3、ADC
低遅延画像転送合成システム向けFPGA開発

低遅延画像転送合成システム向けFPGA開発

開発内容 複数拠点の画像・音声データを合成し、合成後のデータを低遅延で各地に表示するシステム。
デバイス Kintex UltraScale
主な技術要素 HDMI 2.0 x4、HDMI VRR , 1080@240Hz、DDR4

FAQ

FPGA全体設計の依頼ではなく、部分的なモジュールの依頼は対応可能ですか?
可能です。過去の開発事例・実績もございます。
シミュレーション検証のみ依頼したいですが、対応可能ですか?
可能です。過去の開発事例・実績もございます。
現在採用しているFPGAの入手性が悪く、代替FPGAの検討からの依頼は対応可能ですか?
可能です。複数のメーカーから入手性が良い、最適なFPGAをご提案できます。その後のFPGA移植も対応できます。
過去の設計資料(FPGA設計仕様書など)は残っていないのですが、
FPGA設計を改版する依頼は受けられますか?
基本的には可能ですが、FPGA設計の規模感、シミュレーション環境が残っているか、RTLの可読性などを含めた検討が必要なため、ご相談ください。
ソフトウェアで実現した機能があり、より性能を上げ、FPGA化を実現したいのですが、対応可能ですか?
ソフトの機能にもよりますが、基本的には可能です。お気軽にご相談ください。
自社設計したものですが、動作が不安定で、なかなか解決できません。
御社に解析を依頼することは可能ですか?
可能です。過去の開発事例・実績もございます。
開発スケジュールが厳しいため、ドキュメントになった要求仕様書がなくても、
FPGA設計の依頼は対応可能ですか?
問題ございません。お客さまから要求仕様をヒアリングし、見積、提案、設計することが可能です。

FPGAとは何ですか?

FPGAとは、 Field Programmable Gate Array の略で、書き換え可能な論理回路を持つハードウェアです。
論理回路を間違えても、即座にその場で修正できる点が特徴です。

FPGAの市場は、インテル社、AMD Xilinx社の2社で8割以上のシェアを占めている。一方で、Lattice社やMicrosemi社などは、
小規模かつ低価格帯、低消費電力モデルのラインナップや、アンチヒューズ方式など特徴あるモデルを揃えています。

FPGAの用途は、これまで通信、ネットワーク機器や産業機器を中心に使われてきましたが、現在では、自動車や放送機器、OA機器、家電などにも多く活用され始めています。
これは、近年FPGA自体の性能が進化すると伴に価格が下がることで、ASICなどを利用していたユーザーが製品に採用しやすくなった点が一因です。

また、製品リリースのサイクルが非常に早くなっている昨今の状況から、開発しながら仕様も決めつつ(変更しつつ)ということが開発現場に求められており、期間、コスト、リスクの低減も同時に要求されています。
そのような開発環境に対応できるデバイスとして、「書き換え可能」というメリットを持つFPGAは最適です。